年末の御挨拶

 
 
 

今年は、皆さまとお会い出来る舞台という場を作ることが中々難しく、季節の移ろいも感じられないまま年の瀬を迎えてしまいました。

私たち人間は右往左往していますが、時間は淡々と流れて、今は窓の外に雪が舞い、北風が葉の散った樹々を揺らしています。

木は寒そうに見えますが、近付いて見ると、蕾が空を見上げています。小さな膨らみに力がみなぎっているのを見て、来年は、何色の花を咲かせようかと、私も春を待つ気持ちになりました。

舞台かもしれませんし、ちょっと違った方法なのかもしれませんが、皆さまとお会い出来るのを楽しみにしております。

何かと心配事の多いこの頃です。お身体大事におすごし下さい。

今年もありがとうございました。

Akira Katogi